あなたの要件を満たすベイザー

われわれが各市場でシェア拡大に成功したとしても、T社が世界最大の自動車会社になることを止めることは不可能かもしれない」2005年デトロイト・モーターショーのさなか、GMのナンバーツーの位置にあるR・R副会長の発言が話題を呼んだ。

GMは2005年のデトロイト・モーターショーで、小型戦略車「サターン」を全面刷新し、「シボレー・キャバリエ」の後継車である「シボレー・コバルト」などの小型車強化を進める一方、最高級車分野では「キャデラック」を大幅モデルチェンジするなどの反撃策を発表した。 しかし同時に、ドイツ資本のD・Cとの共同開発による、ハイブリッド技術を駆使した多目的スポーツ車(SUV)のコンセプト車を公開するなど、「協調」も視野に入れた柔軟姿勢を見せている。
2000年に資本参加したイタリアのフィアットとの関係は、2005年2月に提携を解消したが、現実直視の戦略で反撃の機会をうかがっている。 2005年3月にスイスで開かれたジュネーブ・モーターショーで、GMは、高級車「キャデラック」の欧州戦略車として傘下に入れたサーブをスウェーデンエ場で生産し、キャデラックでは初めてディーゼルエンジンを搭載した中型高級車の「キャデラックBLS」に加え、買収した韓国の大宇自動車の生産する小型車の「マチス」など6モデルを発表するなど、過去最大規模の新型車攻勢に出ている。
欧州GMは2000年からの5年間で4十億ドル近い赤字を出したが、2004年になってようやく販売が上向いており、全従業員の2割にあたる1万2千人の人員削減などによる固定費削減とあわせ2006年の黒字転換をねらっている。 しかし、米国におけるGM車の販売不振は深刻だ。
ガソリン高で燃費効率の悪い新車は消費者から敬遠されており、GMの収益源である中大型の多目的スポーツ車(SUV)の販売台数は2005年も減少を続けている。 一段の合理化は不可避となっている。
フォードも復活に名乗り「われわれはターンアラウンドの軌道に乗ったが、リストラの終了宣言はしない」・フォード・モーター会長のB・フォード(本名はウィリアム・クレイ・フォード・ジュニア)はこう強調した。 2004年に販売したフル(完全)ハイブリッド型SUV「エスケープ・ハイブリッド」に続いて、2008年までに「フューJ」、「マーキュリー・ミラン」など4モデルにハイブリッド車を追加することを明らかにするなど、巻き返しに意欲を示した。


このベイザーを知っていくうちに、ベイザーに興味を持てる文章に出会える時が来ると思います。